SRIのための社会性評価/コミュニティ投融資の開発

企業の社会性評価について

SRI(社会的責任投資、Socially Responsible Investment)とは、投資銘柄の選定にあたり、従来からの財務的評価のみならず、社会的・環境的評価を組み込む考え方です。

パブリックリソースセンターでは、非営利・中立の調査機関として、SRIを市民と企業を結ぶ「結節点」と位置付けて、市民の視点を反映させた企業評価活動を展開してきました。

パブリックリソースセンターは、2000年から国内初の本格的なSRIファンド「あすのはね」(朝日ライフアセットマネジメント)の開発と企業評価に参画した、日本で最初の社会性調査機関です。

2002年から2010年まで、日本株で唯一のSRI株価指数(モーニングスター)の開発に参画、全上場企業を対象に社会性に関する調査・評価を実施しました。

パブリックリソースセンターが、新たな投資:SRIのための企業評価に取り組む目標は4つあります。

  1. 企業が、社会的責任を果たし、社会創造に取り組むグッドカンパニーとなることを、投資行動を通じて促進する。
  2. 市民が、投資を通して、企業の社会性促進や社会創造に参画する機会を開発する。
  3. SRI開発を通して、投資信託委託会社、販売会社などの金融関連企業自身の社会性向上を支援する。
  4. 企業からの独立性と中立性をもった評価機関として、市民の立場にたつ公正な企業評価を行うとともに、NPOメンバーが評価に関わる機会を増やすことも含めて、NPOによる企業への理解を深める。

「企業の社会性に関する調査」とは

調査結果/調査票(公開資料)

「企業の社会性に関する調査」への回答に基づく具体的なCSR活動と企業パフォーマンスとの関係についての実証研究を行いました。

AdobeReader PDFファイルの閲覧にはAdobeReader(無償)が必要です。