パブリックリソースセンターは、人びととの協働のもとに、非営利活動の推進に必要なパブリックリソースの開発とそのための仕組みづくりを使命とします。
私たちは、パブリックリソース開発を通して、個人や様々な社会セクターに働きかけ、志を共有する人びとやNPOとともに新たな社会システム構築をめざします。
私たちは、人びとが他者と協働し自在に社会に働きかけ、いきいきと自己表現と社会創造を行える“新たな市民社会”を実現したいと考えます。
NPOは、そうした人びとの”思い”を現実化する器(うつわ)となり新たな社会の担い手となることが求められます。
そのために、非営利活動の推進に必要な人材、資金、情報などの経営資源、すなわち“パブリックリソース”を開発し、NPOの力を強化していくことが必要です。
パブリックリソースは、英語のコミュニティリソース(Community Resources)をベースにしたより広義の新概念であり、“新たな公共”をつくる“共創・共益”の資源です。
パブリックリソースは、ボランタリー(自発的)な意思に基づき、提供者と利用者の間での“思い”や価値観・ビジョンの共有を介して流通されます。
パブリックリソース開発は、NPOが社会的役割を十全に果たすためのものです。パブリックリソースの開発は、それ自体が様々な社会セクターの協働による仕組みづくりの実験であり、新たな社会システム構築をめざすものです。